月一旅ランナーの☆走ダイアリー

ヘルニア手術 坐骨神経痛 この世の終わり

第3回 飛騨高山ウルトラマラソン“あしたのために”(その3)

この悔しさを胸に、夏の山登り練習で
えぐりこむように走るべし。
この先の3ヶ月
山登り練習につづく走力は
その威力を3倍に増すものなり。
丹下段平


スキー場を出て温度計みると15度。
快適に下り坂に入っていくはず
…なのに

3a2c9394.jpg

何度も脚がとまる。止まる。


次のラップ下りなのに43分13。
42.195キロが5時間23分くらいだった。
野辺山はしってきた人たちが
隣で このぐらいのタイムでの通過で完走できたよと
おっしゃってました。なるほど、
参考になったような?ならないような?
岩滝町エイドに入るまえに山越えご苦労さんと声かけられる。
次の45キロまでのラップは34分9。


私も桜ゴーフレットに目もくれず、
ゴムホースの水ばっかりをおかわり。

6a776aab.jpg

あの先のトンネル行くのか?
と見るだけで
少しの上りみるだけで気持ちがめいる。
私設エイドに「ビール」あるって
書いてあったけど?ノンアルコールだったのでしょうか?

da821500.jpg

寄ってないので、わからない。
あ、ありがとうございます…温かい
岩滝の方々

eaa86a22.jpg

しかし、このトンネルも無気力に
歩いてしまった。

40afdad8.jpg

まだまだトンネルの先にも坂道があったし。


「人は歩みを止めた時に、そして、挑戦をあきらめた時に年老いていくのだと思います」
猪木・談
そお、
おっしゃいますがねえ…あ
あまちゃんだ。

2953c084.jpg

あざーっす。
飛騨農園街道って坂道なんすねえ。
走れませんよ。あたしゃ

69eff711.jpg

「限界なんて言葉はこの世の中にはない、限界と言うから限界ができるんだ」

e3c1e16a.jpg

猪木・談
いくぞっ。

しかし、
次のラップ53分5
恐ろしいな。約1時間やん。
50キロ通過タイム
6時間33分
丹生川までの最後のエイド。スポドリに切り替え。

5b5a74be.jpg

この頃の時間帯で丹生川へすでに


だれやねんさんは到着してたらしい。

この丹生川トンネルをこえると
ようやく丹生川支所の建物が見える。

41fbf4e1.jpg

応援ありがとうございました。
建物がみえて
前日みた景色が見えてホッとした。
応援されてる時にだけは
不甲斐ない自分に腹が立つ。。


「落ちたら、またはいあがってくれば、いいだけのこと」
猪木・談

自分だけのゴール
丹生川支所が近いので、ようやく食欲が出てきました。
トロロの看板みて、なぜだか…食欲わいた。

1ceb7c90.jpg

今度きた時は、前日に食べに行こう
ッと。
さっきが最後のエイドだと思ってたら、こちらが
本当に最後の
ランナー達による
ランナーのためのエイド登場。

ebc86dda.jpg

美しいです。このランニングの世界。
しかも冷えたコーラをいただきます。
ごちそうさん


「私のアゴの筋肉は鍛えられています」
猪木・談

正午
12:00、丹生川支所とうちゃこ

84fc0aa6.jpg


死んではるなあ~。


関門の制限時間の30分前の到着になりました。

預けていた自分自身のエイドバッグから(もちろん保冷バッグ)
ファイトー、一発な飲み物だしたり
背中のゼッケンも外しにかかります。



じつは、外したあと
家内にもう一度説明書パンフレット見してもらい
次の関門確認したのだが…
この丹生川での時間帯が長すぎてやはり止めた。直近4キロラップがキロ9分切れてないし。
もちろん、
この方がどうする?のか念のため
うかがってから。

1f3542d1.jpg

アップデートで検索してる間に
すぐ到着されてはりました。
晴れ晴れした笑顔でゴールの
キキセンパイは、すぐさま家内のところへ…なぜ?

4ed2f38e.jpg

いーんですけどね、べつに。
お疲れ様でした。
いやいや、私の立場は?

「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかる」

57cfe5d9.jpg

「悩みながらたどり着いた結論は、やはりトレーニングしかない」
猪木・完
ダーッ