月一旅ランナーの☆走ダイアリー

ヘルニア手術 坐骨神経痛 この世の終わり

鉄欠乏性貧血


いっても、最近ぜんぜん鉄道関係の
趣味・写真・旅行なんかが不足してるっちゅうワケの事で
ありません。そのタイトルではありません。
そんなわけで、鉄道ファンが勘違いしないように
コメントは閉じさせていただきます、すみません。




先日、てっさんから頂いた
アドバイス


ヘモグロビンと鉄がへっていた、
鉄欠乏性貧血だ。
 
ランナーに多い。特に女性はなりやすい。
 
赤血球中の鉄が減ってくる。
検査値としては、まずフェリチンが減ってきて、次に鉄が減ってきて、ヘモグロビン値が下がってくる。
 
なので、病院で検査するなら、鉄とフェリチンを測定しないといけない。
 
女性ランナーならヘモグロビンは12は最低必要。10くらいなら、息切れして走れなくなる。
 
市販の鉄のサプリでもいいけど、病院で鉄剤を処方してもらったら早く治る。
 
病気ではないので、大きな病院では処方してもらいにくいかも。医院で相談した方がいいと思う。
 
貧血状態の時は、息切れして走られなかった。階段登るのもしんどかった。疲れは取れないし。髪の毛もごっそり抜けていた。
 
鉄剤飲んだら、嘘みたいに、走れるように戻った。

以上。
てっさんのお姉さん、文面からして実業団選手?
ぼくの髪の毛は関係ないけど。

そのあと、ネットでも調べる。。

まずは、貧血とは??

貧血とは血液中の赤血球が基準値よりも減少した状態をいいます。赤血球は全身の細胞に酸素を運ぶ働きをしているので、赤血球が不足する事で体内の細胞が酸欠状態になるため、貧血特有の症状が現れます。

貧血にも、いろいろな種類があり、鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、溶血性貧血、悪性貧血、腎性貧血、いろいろな病気から引き起こされる貧血、などなど、原因もいろいろです。

ランナーに多いのは、鉄欠乏性貧血(いわゆるスポーツ貧血)で、赤血球を構成するヘモグロビンの量が低下してしまい、うまく酸素を体中に運べなくなります。
(ヘモグロビンに酸素がくっついて全身に酸素を運ぶ役割をする。)
赤血球が車の車体だとしたら、ヘモグロビンは燃料のような役割です。

ランナーが貧血になりやすい理由は、
赤血球が踵に多く存在し、長距離を走るランナーは踵からの衝撃が大きく、何度も何度も踵をつくので、赤血球が壊れてしまうこと、
夏場は特に汗を多量にかくため、汗から鉄分も一緒に出ていってしまう、
などの理由で一般人よりも貧血になりやすいです。

一般的な貧血の症状は、
○ 煎餅など硬いものを大量に食べたくなる(異食症)
○ 無性に氷が欲しくなる
○ 爪がスプーン状に反り返る
○ 酸味がしみる
○ 肌がカサカサになる
○ 抜け毛や枝毛が多くなる
口内炎口角炎になりやすくなる
○ 食べ物が飲み込みにくくなる
○ なんとなく体がだるく、重い
○ すぐに息切れして、しんどい
などです。

ランナーは、
○ 走っているときに浮いているようにふわふわした感じがする
○ スピードをあげようとしてもあがらない
○ すぐに息があがって持久力が低下する
○ 体が重く、思うように走れない
○ 食欲がなく、体がだるい
○ 胃腸の調子が悪い
ような症状が出ます。
酸欠状態になるんだから、そりゃー走れなくなって、当たり前ですね

一般的に、貧血の検査は、血液検査でわかります。
じゃあ、何を調べて、何を見たらいいのか?

基本的には、赤血球数とヘモグロビン値を見て下さい。
基準値は、
○ 赤血球数(RBC)
男性:450~600万個/μL
女性:400~500万個/μL

○ ヘモグロビン濃度(Hb)
男性:14~18g/dL
女性:12~16g/dL

ヘマトクリット(Ht)
男性:41~51%
女性:37~46%

○ 平均赤血球容積(MCV)
ヘマトクリット値÷赤血球数×10
正常値:81~100fl


ヘモグロビン値が男性では14g以下、女性では12g以下が貧血となりますが、人によって、ベースの値は多少幅があります。だいたい、11g以下になると注意です。
10gを切ると、走るとかなり症状が出ると思います。
9g切ると、本当にしんどくて日常生活にも影響が出てきます。

また、壊れたヘモグロビンは再利用され、再生されますが、赤血球がつくられるには120日かかるから、すぐには回復できないし、今、食べている食事や生活習慣が3ヶ月後にその結果が表れる、ということになります。

・・なーんて書いてあります。

そんなことふまえて
尚且つサプリと鉄剤では含有量が月とスッポン3桁違うので……
本日、近くの医院が休みなので
病院へ行っちゃいました。鉄剤もらいに。しかしー
なかなか貰えません。今日は再度血液検査と、お腹まわり超音波検査。のみ。

まあ~
何回もおんなじ説明トークすんのに疲れました。
「いや先月は直前にコレこれ
こんだけマラソン走ったので数値悪いと思います」
「いやいや、マラソンでこんなに落ちませんよ、マラソンって42.195の?実業団の選手かなにか?」
「いやいや、ただの市民ランナーです」

「よくこんな7.6で生活してますねえ」
「いやいや直前にこれコレ走ったので…」
「いや、でも…。急にこのヘモグロビン数値なら倒れてますよ。コレで走ってるんですか?」「去年から12くらいに落ちて…」「そしたら貧血なれした身体になってるかもしれませんね」

そんな似たり寄ったりの会話を
診察室ー採血処置室ー超音波検査室ー診察室で
延々と繰り返すわけで・・
で結局
最後の診察室で今日の血液検査結果見て
鉄欠乏性貧血です。いやいや、だから最初っから
ゆってますやん運動性貧血って。。
「いや今日も8.1ですからね」
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「日曜の奈良のあとですから」
「いやいや、それにしても低い。フラフラしませんか?」
「してませんて。」まぶた裏返して…「たしかに普通ですな」
「鉄の検査結果を大至急調べさせます。胃カメラ飲みましょう」「は?」「胃潰瘍とか、わからないトコで男性の場合 出血してることあるんです。このヘモグロビンの数値は出血してる可能性がある」
「今日はお薬ありません、明後日の鉄の結果見てからにしましょう。今日はもう走らないでしょ?」
「まーたしかに寒いっすからねえ。。」「やめといたほうがいいですよ!」「・・・少しは…」

最後に会計まえで待ってるときに
看護師さんがきて明後日の説明してくれて、肩ソフトタッチして
「しばらく走るのヤメましょうね♪」ってゆってくれたので
休みます。

これは去年までの3年のヘモグロビン
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せめて12は欲しいね…