月一旅ランナーの☆走ダイアリー

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OSJ山中温泉トレイルレース その5 その後

そーですねぇ
その後、
爪がまた何本か死んでますけど
もう痛くない今となっては、
また
猛暑日山中温泉トレイルレースに完走目指して
出てみたくなってまーす



スタートすると後悔するんだけど。


では
最後のパートです。

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鞍掛の登山口、第三関門まで
遅ればせながらたどり着くとこまで。

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未踏の鞍掛山の部分は
いつでも勝手にハイキングできるので
そこだけ
やり直してもいいんだけど。
(第二関門までのパートは立入禁止部分
しかし
大会参加者なのでハイキング出来たのです。)


みず満タン
はら満ぷく
ゴール出来なくとも
しつこく、ひつこく
いつまでも走るポリシーだけ持って
ロードランナーの意地で進みます。

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県民の森から数分。。
けっこう
この先に進まずUターンしている
すれ違った選手が
そういえばいたなぁ。
県民の森でも
駅前でタクシー待つような雰囲気渋滞で
回収車にこぞって乗り込んでいた。
・・やっぱり、戻るべきじゃないの?

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杉水峠の入口で
スタッフさんがしばらく険しい道が続きますと
アナウンスされたとおり



林道、トレイルと、
登り…登りがまたまた始まった

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まだ
18時30分まで時間あるので
諦めず行きますが、沢や木の根トレイルが行く手阻みます。
第三関門目指すことになって
後で家内に迷惑かけるかもしれない、職場にも迷惑かけるかもしれない、イロイロ焦りますけど
再びアブが耳元でブンブンうるさいので
八つ当たりで軍手はずして振り回し
ブルーザーブロディ状態( ゚Д゚)ヴォケ!!

思いのほか、
アッサリ杉水峠は終わって下り林道にはいる。
そして、ロードへ。

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たまーに
会う先行する選手たちは、みな歩きです。
(山道ではぜったい敵わない選手たち)
こちらはロードしか見せ場がないので
走るだけでゴボウヌキ状態。
「すごいですね、何時に関門出たんですか?」
「2時半くらいです」
こちらにしてみれば、トレイルランナーたちの
急登・激下りを恐れない山猿のような姿のほうが
すごく見えてましたけどね。
そもそもトレイルに
ウルトラマラソンの練習にくるのは少数なのでしょうか。
ロードだと
見物するものも増えます。

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そうそう、こおいう雰囲気で
涼しげに走るところがあると思い、申し込んだんだよな…
ぜんぜん違た。
トイレが貸してもらえるかもしれない
エイドに着きましたが、トイレはなし。諦め。

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このエイドステーション45キロ地点へ
キロ7くらいで県民の森から到着したので、
行水を薦められましたが断り
虫よけスプレーを沢山ボランティアさんに吹き付けてもらい
先を急ぎます

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ダメもとってやつですが。
ひょっとして、楽な林道かもしれんし。
リタイア宣言せずに、入山します!

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あら
鞍掛山?!
熱中症なのか?鞍掛山の文字です。
矢印←マークあるので、道は間違えてないし。。
しかも第三関門の登山口まで3キロと書いてある。
しかし
先ほどの虫よけスタッフさんが
「10キロさきがエイドです。」と説明されてたし。
地図を出して、見て…納得。

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童子山へ廻るから、
目の前の
鞍掛山登山口へ行けないのね。
いま思えば行って思い出作りになったけど

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↑この部分、
高低図以上の険しさだった。
県民の森や45キロ地点で
リタイアされた方々は賢明だったとも
道中強く思った。二泊しなくていいし。
駐車場で話してた完走者たちも、この区画が一番
ダメージあったと聞こえた。



先行する速い選手たちは見えないし、
後ろからも足音がないので
おそらくもう『少人数』しか第三関門に間に合わないのに
入山して三童子山縦走路に挑んでないなぁと
スグ気がついた。夕暮れに近くなったし。



もう引き返せないけど
この嫌~な展開は、
普段の『平日』無計画単独行で精神的には慣れてるけど
脚が遅いし旅行先だし
家内待たしてるので、けっこうイラつきました。

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少し景色よいとこで座り込んだら
奇跡的に電波つながりました。そこを抜いた選手が
「圏外じゃないすか?」とビックリしてます。
時刻は16時くらい、家内に明日の早朝に宝塚に戻ることに変更すると電話。
すると、ちょうど一泊目の宿のロビーでジュース買って休憩してたとこで、宿の女将さんにもう一泊あいてないかと…
『田舎に泊まろう』風に電話ぐちで聞いてもらったのだが。。結果はダメ、満室♪
そしたら、東尋坊で慣れてる隣まちの福井で探すからゴールで待っといてと、電話を切る。

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止まっては
水を飲むを繰り返す…。
メールが入って、宿のことは心配ご無用と書いてある。どうにかなったようだが
こちらはとりあえず下山を目指す。

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どこまでいっても
またまた…尾根尾根尾根尾根尾根の繰り返し。

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尾根の繰り返しだが
ひときわ景色のよいポイントに出た…ぉもわずパチリ♪
よくみると登山道に白山展望所と書いてある。やっぱりね。
しかし、今年の夏はずーっと光化学スモッグのような空でちゃんとした白山は拝めませんでしたね。
そんな気分転換もありますけど
まだまだ
ノイローゼになるくらい、アップダウンの尾根の道が終わりません!西陽も…そろそろ18時40分なのでやばい。関門も閉鎖したし、
最後に座り込んでカバンから『ヘッドライト』取り出さねば。。
しかも空腹だし、
残り物カロリーメイトとハイドレの水を全部飲んでしまうことにします………ここも賭けにでて
水をゼロにしちゃいます

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がさがさ…
とか、『ヒャーン…』とか、
なんか不気味な物音が聞こえたりしますが
ようやくポツーンと一人ニコニコ
おじさんが立つ三童子山頂到着。
そっからの階段状態斜面の急下りは
ライト全開ハンドライトも200ルーメン全開で一歩一歩降りました。

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登山道から林道に変わるところで
先行する男女5人に追い付き
(一人が足つってたので)
一瞬仲間に加わりかけた
真っ暗闇だけど、のど渇きすぎてるので
ダッシュで一人失礼して55キロのエイドでガブ飲み。
さらに3キロ先の第三関門まで林道やロードなので圏内なので
家内に電話しながら先行する…十人くらい抜いてゴール!?
時刻は20時近かったかな~(笑)
ロードランナーの意地で、DNFだろが何だろうが最後は走りに来たのを意識して自己満足……!!

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お握りをいただきます!
一瞬チェックしましたけど、新鮮でした
ありがとうございます。もう一個もらって家内の晩御飯にしました。
満天の満点の星空をスタッフさんに教えてもらい、闇夜も満喫して満足してレースを終えます。


回収バスが
白山神社のまえにつき、家内と合流すると
宮司さんに挨拶にいけといわれ…理由を聞くと、どうやら宮司さんと年輩の地元ボランティアスタッフさんのお陰で
大会実行委員もされてるらしい宿を手配できたそうだ。
まったく…お得なキャラクターだぜ。
本当に
ありがとうございました
山中温泉の地元の皆様、そして
白山神社宮司さま皆様…
ありがとうございました。


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宮司さまとスタッフさんに
どこの関門で終わりを迎えたとか話したなかに
レース前に大会関係者から地元のスタッフには
完走率は2~3割だろうという想定の説明があったとも
教えてもらいました。(マジか!?)
回収バスを待つ間も、先日おんたけ完走された方もいて全然比べ物にならない
あっちは走れるとか教えてもらったり、
総体的に耳にした選手共通の感想では
山中温泉トレイルをなめてた(笑)って感じが多かった。
行ったひとしか…わからない伝説のトレランレースでした


出走参加者は
400人を切った数字らしくて、
完走者は107名。
第三関門までのDNF選手は
iPadで数えましたが‥‥
途中から目がチカチカして、だいたい70人弱かなぁ?
まあまあ
遅いけど、レースをやめないってな
持ち味だけは出せたかなと…自己満足。
行ってよかった
一人では、あそこまで出しきれないし
真夏のトレラン作戦
(トレーニングラン)
大成功じゃないすか