月一旅ランナーの☆走ダイアリー

ヘルニア手術 坐骨神経痛 この世の終わり

第19回村岡ダブルフルウルトラランニングその2

おばあちゃんのお茶のあとも~
(今年は写真とりわすれたが)麦茶が毎年坂道のてっぺんに待っていて、
麦茶提供もとの非公認エイド
リゾートヴィラハチ北さんへお礼を申し上げ
次のエイドはスルーして棚田のなかを翔け降ります。

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意識して
カリウム・リン・マンガン・ナトリウム  つまり
"ミネラル"を補給していきました。
走ってるから左側の腹の腸の曲がり角にガスが溜まってるようにも感じるし、胃がポチャポチャという感じもしているので
うまく胃から体内へ水分補給できてないようにも感じる。
いずれにしても、今週は腹が痛い

とりあえず、二個のうちのジェル一個投入。
スポーツデポオリジナル商品  のわりに(スンマヘン)、美味い(o^~^o)
そいつを水で流そうと立ち寄った市原エイド

(ぬるい)
よりも
次の光陽エイドがその日のMVPだった。水が冷たい(≧∇≦)
蒸し暑くて、のど越しよい冷たいものが最高の栄養剤

トイレもきれいでした!ありがとうございます!!

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川沿いを往復。
彼岸花のなかを折り返し、優しい手作りシャワーを抜けます。
そろそろ…スライド区間だ。。いた!
とっぷセンパイとようやく会えましたね。1年ぶりに。
村岡での話ですが。。6月のゴルフ場以来ですよね(笑)
お疲れ様。
僕はかなり失速してる感じですよ~

飲んでも飲んでも
水腹で、たぷたぷゆってるので
おそらく脱水が近い…きた!
脚が動かない!というよりも、怠く身体が動かない!
88キロコースと分かれて37キロ地点あたり、ススキが見えるこの平坦で歩く(>_<)歩く(>_<) まさかこんなに早くしかも平坦で歩くとは…

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しばらく歩き…猿尾滝への登りからジョグを始める。
ここからはジョグで完走を目指すしかない。
その横をスッと抜かれた後ろ姿に見覚えがある。ミフィさんだ。
あら?自分が先に行っていたとは…どおりでオーバーペースで脱水するはずだよね。いちおう、一人一人をスタッフさんが名前で呼んで応援してもらえるゾーンなのでミフィさんかどうかを確認。当たりだ。
しかも自分は固形物を摂らず、人の流し素麺を撮るから間違いない。
亀嵩駅そばと同じことしてはる(笑)
コチラは流し素麺を摂り、猿尾滝も撮り遅れてスタート。どうせ折り返しでコチラに気づいてないミフィさんにエールを送れるので焦りません。
折り返しコーンにタッチしてから下り坂を進むと
次々と先日に南大阪ウルトラ練習でご一緒した仲間と会う。
Hさんのあと
パルさん、おとっつぁんの連続(笑)
あーだいぶ追いつかれてるってことは、けっこう歩いちゃったなあ…と
反省してたとこに
とっぷセンパイ。「もう(歩いて)ダメだから、待ってるから」と
降参したエールを送ります。42キロ地点が4時間13分。
今回はハナからサブ4はあきらめてましたが…
なにか?
家内に電話して最初の応援バスポイント到着が近いことを告げる。

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今回は案内書にあった66キロスタート地点の福岡での応援も当初考えていたのだが、蘇武登り口への応援バスが一本しかなく不安だとのことで
2年前とおなじように村岡小学校から結局直接来たそうだ。
(後日、分析したが案内書のとおり
100キロの選手とタッチしたあと余裕で登り口にいけるので来年は福岡に寄らせる)

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このあたりの坂道から暑くて暑くて
飲んでも飲んでも喉かわくし、体力不安があるので歩いて登ることにする。この辺は去年のほうがリベンジに燃えていて心が強く
ほとんどジョグしてた。
…今年はこだわらない。とにかく失敗しなけりゃいーので手段は選ばぬ。

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ハチミツ私設エイドに昨年同様群がっているが、この先の
"かか山"わき水の方が冷たいのでスルー。そのすぐ先にエイドだし。
今年はスペシャルのテーブルを利用しなかった。
かか山エイドを出ると、いよいよ蘇武登りが始まる。の前に、演歌
…しかも聴いたことない曲のド演歌がカーステレオ大音量で聞こえてくる

ぉ、おっちゃんのオリジナル曲なのか?
めっちゃ歌ってはるし。走れない勾配つよいゾーンなので、しかも
車で塞いでるから(笑)一人一人の選手とハイタッチ
握手、背中たたかれて送り出されますよ。
村岡の新たなるミステリーゾーンやな


あー
ダメだ。マジでやばい。カチカチに太ももがなってきた。
攣った
痛たたた、、
脱水なうえに、少しでも早く進もうと大股で進んでるらしく
かなり負担かけている。
気づいてジョグで解しにかかるが…ダメ、もう痙攣の連続だ。
ミネラルとっても全然効いてないなぁ。
「パティコさーん」と後ろからどうやら
全部登るつもりで走っておとっつぁんが現れた。
「ムリ、ムリ~」と丁重にお断りして、お一人様で登っていただきました。15年あとに
あの真似ができるだろうか?いやぁ~自分にはムリだと
どーでもいい考えごとをしながら、ひたすらパワーウォーク。

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蘇武三叉路エイドを登りの終わりと間違えたときは辛かったー。
(氷は助かったけど)
一時期
自分の時刻表よりも1時間近くあった貯金も…そろそろ
この長時間にわたるパワーウォークですべて吐き出しそうだ。
かといって体力がもどってるわけでもなく
逆に脚がツリ気味で脱水がひどくなってる。
(フラフラしてて、今年は自分の番号看板見逃した)

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「こりゃー制限ぎりぎりゴールになりそう」
そんなことを頭で計算してるうちに…
登りきって展望台エイド。
時刻は10時50分、11時33分には次の神鍋口エイドに着けないだろうなぁ…

まあ予想してたけど、エイドの水がぬるく感じる。
その次の最高地点のあともエイド水がぬるく、コーラにきりかえた。
コーラの炭酸が左の腸の曲がり角に溜まるおそれがあるが
冷たい感覚の方を優先させた。
ちなみにガーミンの最高地点の標高は1045メートルでした。
そして、ガーミンは看板の距離表示よりもトータル2キロ短い。

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今大会でいちばんこの尾根道がキツかったなぁ。
次のエイドこそ冷たい水が飲めるかな?と期待するが、
毎回毎回志村けんのように飲みこめずに
ぶぁァっと
ぬるくて吐きすてうがいにした。これは最終関門の小北保育所まで冷たいのにありつけない?(前回いちばん冷たかった)
覚悟をきめて時々暑くて歩きが入るもののようやく尾根道をぬけた。
(最後のエイド間5.5キロは長すぎやねホンマ)
第3関門小城、少し座るのが定番。
しかし、今年は昨年よりも脚が動かないのでなるべくエイド滞在時間を短く心掛ける。完走するには
やむを得ない。早め早めの作戦だ。

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和佐父へは半分くだりの半分のぼりだな。
とりあえず、尾根の暑さよりはマシだろうという期待半分で降りはじめた。
滝が涼しかったような?気もするけどずーっと腹が痛いのであまり印象ない。尾根道で勝手にあみだした技でゼッケン留めの左下をグーっと押し込んで腸の曲がり角を抑えこんで走るとなんとかジョグできる。
しかし腕振りが右しかできない。小刻みマッサージにきりかえたり時間だけはあるので、いろいろ試した。
和佐父峠からあけぼの山荘80キロ地点を見ると黒い雲、雨が降ってるようにも見える。まだ自分のいる場所には恵みの雨が降らなくて
とにかく息苦しいほど蒸し暑い。
明らかに腸のガスが痛みの原因だと分かってきたので、和佐父でのトイレは小へ。これまたきれいでした!ありがとうございます。
(次の、いそう会館エイドのトイレは靴を脱がされる鬼トイレなので
ここや仮設トイレの方がロスは少ない)

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うねる~

うねりきって家内へ電話して
第4関門いそう会館到着。
13時45分、エイド滞在時間短縮のおかげで
歩いてるわりには去年より少し早い。
ドロップバックをスタッフさんが持ってきはった!
丹後もそうだったが、向こうで番号を確認されて
コチラが取りにいくまえに持ってきはる。素晴らしいですよね

至れり~尽くせり~
(ドロップバック内のウィダー投入。持って帰ってもらうものは無しなので
ドロップバック袋はゴミ箱へ)

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腹がゆるいわけでもなく、ガス溜まりでの腹痛に
ずーっと苦しんでたので
とりあえず(前に向けてる)ウエストポーチのスマホ予備バッテリは家内へ渡す。その時にロキソニン持ってたことに今さらながら気づいた。
遅すぎ!!
ようやくロキソニン投入。これで腹痛から逃れることができる。
なんで痛み我慢して泣いてたんだか…ほんまアホやわ。
その後おにぎり、脱水対策で珍しく梅干しも投入
「パティオさん!」
な!?
縁石に座り込んで休憩してた真横に
練習会でご一緒したHさんが座ってる

奥様のご用意された折りたたみ椅子に~。
話しを聞くと
Hさんの奥様と家内は応援バスで一緒になってて
旦那どおしが知り合いとはつゆしらず喋ってたようだ。
これがあるのがウルトラなんだな。
さすが練習会で坂道に強さを見せてたHさんだけあって、
但馬大仏への坂道で離されます。
ついてけませーん。

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大仏への坂道でHさんを見失い
写真をみるとラムちゃんの横にザ シークの後ろ姿が写ってる。

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このザ シークが知り合いだったことは、だいぶ先で判明する…

白目むくなーっ

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でっかい但馬大仏をぐるりと周り、後ろ通って
私設エイドの御接待(笑)
おはぎとミネラルたっぷりお茶を頂きます!
今回は脱水で苦しんでるので、塩っけ欲しくて
おつけ物も沢山いただいたのね。本当にごちそうさまでした。
今年から復活した旧コースの、、
いや急コースの峠道を登りはじめる。

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昨年よりもアプローチ角度がキツイため…ジョグできねえ

思ったよりも厄介だった。
やはりこのあたりの地面は濡れていて、先ほど
和佐父から見えた黒い雲で雨が降ってたんだ。
できれば早く出来るだけ早く雨に遭遇したい蒸し暑さなのに、いまだ
雨と遭遇せず。予報では15時に降るはずなのだが。
15時5分、80キロ。約4時間のこして20キロという
ようやく安心できる展開になってきた。脚は痙攣で傷めたけど
腹痛はロキソニンで完全に消えてきた。けど
ロキソニンのせいかもしれないが?
(梅干しや塩分のせい?)
けど、なんだけど、胃がムカムカとする…気持ち悪い(=_=?
湖がみえた、あけぼの山荘目前だね。
ソーラン節も聞こえてきたぞ、今年は村岡高校生の
ソーラン節がここに来たのか~
あ!
あの白いスーツ(笑)

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細川たかし
ソーラン節…見ながら適当に踊ってるし

笑わしよんなぁー

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さあー、カレーのエイドですよ。
しかーし、胃がムカムカとしてるパティコさんは
(今回なんとなく、響きかえてパティコとゼッケン記入)
カレーは写真だけにして
大正漢方胃薬投入。。 その代わり
冷たーい白バラコーヒー牛乳に感動した!
おいしい!ありがとうございます!!
冷たさと胃薬と
完走確信できる下り坂に入って
精神状態もよくなり、ようやく楽しめるようになってきた。

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後ろ姿に見覚えあるザ シークさんが
また前に現れた。
ゼッケンを読むと…な!?
もりもりサラダさんじゃあないすか。なーんだってことで
近づいて
「ナイスラーン」と声をかけます。
(どうやら大仏おはぎ前でも遭遇してたらしい…知らんかったけど)
これで会う予定の人たち全員と遭遇できたわけです。
やはりこれがウルトラ…なんも打ち合わせの必要がないね。
景色も良いし、二人とも12時間台でゴールできるので
気持ちよーく
天空の郷を降りていきます。
この先のお好み焼きのことやら、最後のホイ峠に
うそピークが何回か現れることを伝えて自分の役目を終えます。
バイキングマラソンにやって来たのに
今回ぜんぜん食べられない体調なので、予定外に
ホイ峠をジョグすることにしました。今回ぜんぜん走れてないし。

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以前お世話になったトイレのきれいな
熊波エイド、ここのアイス"ピノ"も冷たいから元気でた。
これなら食べられるし。
長板お好み焼きは撮影だけ。水ぬるいし。。次の小北なら冷たいはず。
長板エイドを出たのが16時くらい、
この先の小北保育所が最後の応援バスポイントだが
家内にはゴール地点に帰るように、いそう会館で指示していた。
雨が降るのが分かりきっていたからだ。
残酷マラソンのオジロ方面の山々に雨雲がみえる、
ようやく来たのか。

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雨が降りはじめて、予想どおり山あいなので
みるみる強くなる。ようやく走れるようになった
復活に時間のかかる大会だったよ。おなじみ残酷マラソン委員長のお出迎え、巻き寿司はスルーして…
前半から待ちに待った冷たーい水を探すが…ないので
そこそこ冷たい麦茶で元気になる。
16時24分、できれば去年より30分は早くゴールして
17時半には帰りたいけど…ムリかなぁ?

この大会の峠で唯一アプローチアングル(角度)のゆるい
一二(ホイ)峠。雨で冷やされようやくやる気になり
ジョグで何回か現れる嘘ピークを乗り越えて頂点エイドへ。
最後も水ぬるいし。。もうええし。
時刻は17時。目標時刻表にだいぶ近づいてきたぞ。
よく考えたら腕時計3分進んでるから、33分もあるし
4.5キロだし、なんとかなるんでないか

そもそも距離表示はガーミンより短いから、もっと近いかも?
ゴールまで下りはじめて~っ…最初の1キロ、6分!?
っておい
おっそー。
傾斜がキツくてブレーキかかりすぎてるかな?
しかしあきらめず一人一人拾っていく。
そして家内へ電話(←これは必要)
最後の一人の100キロ若手をどうしても抜けない!こちらの
足音に反応してやたらスピード出してやがる。
(勝手な言い草)
無理かなぁ?てな時に、最後の村岡高校生とのハイタッチの列。
やつがタッチにいけば差せる。。。って、行かへんし。
こちらが代わりに全員にタッチしまして~

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大声援のぐちゃぐちゃのグランドに入り
ケンブリッジの追い込みをかける(めっちゃ速っの声)←ここだけ速い

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今月ランニングはじめてようやく
ようやく初の月間300キロごえ達成。
個人的には丹後村岡よりも嬉しい達成感であった。
泣くなっ
パティコ

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いやぁ~
ほんとにキツイレースでした。
村岡のコースが蒸し暑いだけで
あれほど牙をむくとは夢にも思わず。
寄り道や休憩を減らしてもこの程度なので、まあ
頑張って110キロくらいかなぁ?来年は。
そんな臨機応変な距離選べるのかねぇ来年の勇者の道は。。

まだまだ
来年の記念大会の内容は決まってないようですが
とても楽しみ…待ち遠しい。
I miss you 村岡!

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