第55回愛媛マラソン - 月一旅ランナーの☆走ダイアリー

結局朝の8時過ぎには
会場入りしてまして
(この建物が更衣室)

8:30までの
当日受付でもゼッケン受け取れてましたかね。
ま
でも気持ちに余裕が生まれてる。
右の白いテントはﾏｯｻｰｼﾞサービスで、朝から大盛況!!
無料ﾃｰﾋﾟﾝｸﾞに群がってたのかな？

シャワーが省エネタイプなために水量が少ないのがたまにキズだけど
格安な平成27ｵｰﾌﾟﾝのこぎれいﾋﾞｼﾞﾈｽホテルでの睡眠時間は…やく5時間。。
朝食ﾊﾞｲｷﾝｸﾞは撮影忘れたが、満足な内容。
寝不足の頭痛も
更衣室についた頃には完全になおってた。

じつは去年まで家族同伴だったので、更衣室を利用したことなかったのだが
入ってビックリ！
ホールの客席を大解放してくれておりました。しかも空調は暖房MAX(笑)ｶﾞﾝｶﾞﾝでしたよ～
そこで流れる放送の口笛♪～(・ε・ )と
愛媛マラソンの諸注意アナウンスが耳について離れない…。

さ
前日撮影したfinishラインにも
ゲートが取り付けられました。
(一昨年は強風で倒れましたよ～)
今年はどんな風に帰ってくるのやら？

もちろん、自分のｲﾒｰｼﾞではPB！
…ったく
ｵﾒﾃﾞﾀｲやつだと自分でも思う。練習してないクセに。。

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今年は市民ランナーの星
川内選手が出場するのだが、
自分もマナーだけは市民ランナーのなかでも超一流でいたいので
さっさと着替えてしまえば温かい部屋を後にしてトイレ…整列へ～
仮設トイレは豊富で順番まちは少ないけど手洗いはない。代わりに消毒剤ﾎﾟﾝﾌﾟがトイレ脇のﾃｰﾌﾞﾙに置いてある。
どうしても手洗いしたい方は更衣室のトイレ使うしかない。

9時・・スタートブロックのﾛｰﾌﾟが解放。スタートまで一時間あるけど…並ぶ。
今年からブロックが少し変わったし、渋滞ロスで痛い目にあいたくないし。
(陽射しは眩しいし、並んでて暖かい)
防寒袋のサービスもあると、放送で言ってた。

逆に痛い目にあうことになった。

改善されたブロックは
渋滞が少なく、スタートラインまで僅か22秒。どうやら9時に並ぶ必要はなかったようだな。
坊っちゃん列車が何度も汽笛をならしたあと…1分前くらいから数十秒ごとにアナウンスがあり…スタート!!

時々女子のAやSブロックの方たちをパスして前へ。
女子はどうやら基準タイムが違うようだ。
以下ガーミンラップ
(スタートラインより)

0～5k
432/415/425/417/428

大街道の前など
にぎやかな街中…そして大声援!!
この冬いろんなことあったけど…
また愛媛マラソンに戻れてホントによかったと思えた瞬間だった。
そのあともずーっと声援がオーバーではなく途切れない。
思ってたより前でスタートして
最初の1キロを432で入ってしまい…ペースが分からなくなる。ま、でもシンドくないのでそれを基準に行くことにした。
完全に痛い目にあう自滅ﾊﾟﾀｰﾝだけど。

歓声も聞こえてるし、丁寧にスタッフさんがスピーカホンで市電のレール注意を呼び掛けてる声も聞こえてる。まるで前日の伊予鉄の運転士のようだった。
冷静に聞き分けてるわりには、
オーバーペースがやめられなかった。

6～10k
428/422/435/431/430

往路の上り坂と

11～15k
431/437/423/427/421

トンネルで430を超えるが、あとは
シンドくないからって速すぎてた。
11キロ地点はトンネルの中なのに、ガーミンはちゃんと鳴った。
加速度センサーってやつかねえ。トンネルはGPS圏外なのに。

16～20k
422/423/425/429/427

風がたまに逆風のときもあった。
陽射しが暑いなあ～なんて感じたりするので、毎回給水はおこなった。
(紫外線対策にランナーにｻﾝｸﾞﾗｽレンタルもあると放送で言ってました)
その給水で後続ランナーに
お尻から水をかけられて、
(追突ではなく、ｺｯﾌﾟの余り水をかけられた…)
肛門とハムが冷えてきたけど逆にプラスに考えるようにした。
「筋肉冷やしてくれてるんだ」

21～25k
427/424/419/431/438

唯一のスライド区間。
ｻﾌﾞｽﾘｰのペーサーとその集団を初めて見た。その折り返し地点へのゆるい上り坂が進まなくなり、脚は終わった。
ﾌﾗｶﾞｰﾙのせいではない。

ここまで5キロ22分台で頑張ってきたけど、落ちだしたら早い。
なかなか次の5キロマットが現れなかったよなあ。
左足に豆が出来てる…珍しい。
いつもは右のほうなのに。

26～30k
429/442/455/517/530

30キロマット踏んだときから
キロ6で残り距離を計算し始める。
ああ…なんとか3.5はいけそうかな。

「大学生で若いんやから頑張れ!!
歩いたらいけんぞ！」
「大学院生です」
「おんなじや」
とにかく、この愛媛マラソンはずっと
なんか声がしてるから
関係ないけどしょーもない地元の人たちとのやり取りが聞こえてくる。
脳だけは元気だ。
まるで野球の外野スタンド。
野球の盛んな土地柄もでてますね。

紙ｺｯﾌﾟを平たく潰して渡してくれた
女子高生もいたよなあ…よく分かってらっしゃる。
真っ暗な復路のトンネルでは
野球部の高校生たちが野太い声の
せーのっ“負けないで♪”って歌ってくれた。

31～35k
536/539/546/547/547

苦しい展開だが、脳だけは元気で
色々思い出して一人ｳﾙｳﾙしてる時間帯もあった。

なんとか5分台なら
このまま逃げ切れるぞ。
あれ？Qちゃんはいないのかな…？
おお！いたいた！
ありがとうございます!!

36～40k
642/614/702/645/550

Qちゃんのﾊｲﾀｯﾁのあとの上り坂。
ほぼキロ7。ウルトラなみだ。
「ちょっとヤバいかもしれない」
ペーサーに追いつかれたら終わりかな。
もう6分が下り坂でも切れない…!!
脚が終わってから朦朧としてると
なぜか？腹が減る。
2年前と同じﾊﾟﾀｰﾝ。そんなわけで
大きな上り坂下り坂のあとに
“坊っちゃん団子-○○○―”があることを知ってるので
(2年前の撃沈のときも食べた

)
今年は3時間半
諦めたので止まって3本食べた！
食べたとこがキロ7。
そして、口が甘ったるくなったので隣の
“ﾎﾟﾝｼﾞｭｰｽ”で潤し…口のなかが
甘さと酸っぱさで渾然一体となり…
再び至福の状態で走りはじめる。

残り3キロすぎた辺りで
3.5の集団が来た。やっぱり来た。
とりあえず…ふりしぼって
足を上げて追いすがる。…つりそう！
ハムがおかしい。視界からどんどん集団が消えていく…

だんだんツりがおさまってきた。
走り方も思い出してきた。
「ペタペタ早く走ろう」
なんか必死で脚あげてたさっきよりも
スピードがでて集団が大きく見えてきた。

41～finish
512/455/127(330m)

「あと7～8分ガマンするだけ！頑張れ!!」
前方の
ペーサーの声は聞こえてます。
脳だけはめっちゃ元気。
残り1キロの看板が見えたときには
ほぼ脚が復活してきた。そりゃ長いこと休んでた時間あったわけだし。
脚は戻ってるけど、相変わらずハムはつりそう！

周りの大きな声援
みんなマラソンよく知ってる。
間に合う間に合うと皆さん叫んでる。
最後の1キロはホントに贅沢な時間だった。この
つりそう！な状況と時計がギリギリな状況と・・スリリングでみょうに楽しい。
「この状況を楽しめ！めっちゃ贅沢やんか！」なぜか冷静に自分に言い聞かしてた。
お堀の
最終コーナーでペーサーが後ろ向きになり
両手でこいこい！と叫んでる。
時計は423のペースまで戻してた。

finishライン手前でペーサーに
ありがとうと肩をたたきに駆け寄った。
そして、残念ながら14秒は過ぎてるけど
ゴールへ向かった。29分台になってるし。
(ｸﾞﾛｽ14秒でゴールすると、伊予銀行賞があるのね

)
女子高生全員とﾊｲﾀｯﾁして
公認記録(無料)と記録証もらいにいきます。

さみしー
ひとりぼっちのオジサンには
優しい記念ｼｬｯﾀｰボランティアサービスでしたよ!!

ほんとに
最高の大会です。
コースは楽じゃないけど(笑)

(今年はなぜか？もらいそこねた？
左のクリアファイルがなかった)

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さ

着替えて、再び至福の時間へ～
着替えてる部屋も年配のボランティアさんとのやり取り楽しかった～
脚がﾎﾞﾛﾎﾞﾛのランナーに向かって、
更衣室への階段のぼりを応援するスタッフさんたちもオカシかったし

端から順番に攻めます。