月一旅ランナーの☆走ダイアリー

ヘルニア手術 坐骨神経痛 この世の終わり

OSJ山中温泉トレイルレース2017前編

リザルトを見ると88人も完走されています。

どうやって滑り台を走ったのか?
ほんとに超人というか、技量というか度胸というか
山のスペシャリスト達には『あっぱれ』という言葉しか思いあたりません


また
台風22号がレース当日中に通り抜けるという
第1回に匹敵…いや過酷状況が上回るという
再びの伝説てき開催をされた
osjのみなさん山中温泉地元の皆様には
ほんと『あっぱれ』という言葉しかありません

ありがとうございました
来年いちばん出たいレースが山中温泉です
ますます
この大会とこの地域…そして
大自然と山が好きになりました


--------------


第1回の伝説レース…完走率27パーセントのあと、
昨年秋に日程変更して第2回を開催され完走率67.8パーセントを記録した…
そして
今回も秋の涼しい第3回の山中温泉ということで
じゃっかん正直なところナメてるところがありましたね。
第1回の苦しみから見れば…ということで。。

どちらかといえば、村岡での反省をもとに
ムリせず歩いて体力温存するような考えで完走を目指しました。

土曜日の前日受付の日も雨降りでしたが
レース当日あさ夜中?2時半ころ目が覚めてしまい
窓のそとの明らかに川の流れの音ではない…雨のたたきつける音に
正直
「これ…中止ちゃうん?」と思いました。
土砂降りのなか1泊目の宿から目のまえにある大会駐車場へ車を移動させ、
土砂降りのなか傘をさして…20分くらい?
スタート地点の山中温泉山中座へ向かいます。

もちろん靴はすでに濡れまくりですね(笑)

この移動でこの日最大の失敗をしています。
スタート/ゴール地点が山中温泉共同浴場ということで、着替えをかついでやって来たのですが
お金をもってきてなかったのですねえ。。
というわけで
ゴール地点に収容バスで戻ったあと、低体温のまま土砂降りのなか
共同浴場に入れず重い~重い~濡れて更に重い~荷物抱えて
大会駐車場まで歩くわけです。。これが
風邪をこじらせ、極度の上半身筋肉痛を悪化させたんだと思います。

ラソン大会と勘違いしてて
選手は無料で共同浴場に入れると思ってたんですねえ
アホですねえ…
共同浴場前の柳のしたの足湯は
もちろん無料で使わせてもらいましたよ
沢山洗面器も置いてくれてました、ありがとうございました


----

その柳

f63b5008.jpg

のあたりや山中座館内にて
雨宿りしながら…スタートを待ちます。
土砂降りになったり、小降りになったり、、、。

「これ200人くらい(しか居ないん)じゃない?」
スタートゲートに集まってる人数を見て近くのランナー達が話してます。

f69d3833.jpg



いよいよスタートしました

今回は写真少ないです。ほんとにムリでした。

怪我できないことが分かってたので、ジョグノートアプリ動かして
写真の代わりのブログ材料にする作戦で
(山で壊れるからgps時計つけてない)
初めて参加した2年前にも撮ったし、、もう要らないかな~という考えで
完走だけを目指します。

前日受付のときに風邪の悪寒のピークがあって、
説明会を立ったまま二時間くらい過ごしたときの発汗…立ちくらみで
熱の峠を越して
当日の朝のスタート時では運よく体調バッチリ走りだしてます。

天候が悪いために
思っていたよりも長い時間帯
新調したブラックダイヤモンドのストーム
ヘッドライトをMAXで点灯させてました。
スタートは5時でした。

コースは

c56010d3.png

(↑第2関門まで…電池交換してそのあとまたアプリ起動させる)

fb12ddbe.png


最初から
出鼻からくじかれます。
(最初の…距離7438m台形の高低差図あたり)
水無山のあとはロードの記憶だったのに
廃村を含む長いトレイルに繋げなおしてコース変更されてます。
油断して事前学習を怠るとこおいう痛い目にあうのです。

e71c4cfa.png



ロード部分がトレイルに変わって、、
これは…予定の時間に第1関門につけません。。

とはいっても
2年まえよりも制限時間も
『ぼくたちの失敗』三童子山のあとの
最終関門時間も延びております。
完走しやすくなってるはずです。

慌てず渋滞にならんで
前の人の蹴った土が目に入っても騒がず
夜が明けるのを待ちます。

3126ca1d.jpg

新コース…刈安山が出てきました。
山頂付近だけロードでした。

400d8f63.jpg

水を補給しなくてもいいくらい涼しい。
前の猛暑脱水記憶よりも楽しいです。

楽しいのもここまで
地獄の下りが始まりました。

練習してきた地元の山は
やたら水はけが良いので
雨トレーニングを積んだところで、へのツッパリにもなりませんでしたね。
イキナリ打撲傷のあらしですわ。

269b34ae.jpg

廃村の風谷までに

7e3a9b9f.jpg

すでにけっこう転んだ。

4f72fcad.jpg

このあと青空が一瞬かおを見せたので、
これはひょっとしてお天気になって…完走への後押しをするのでは?

おめでたく…考えていた。

3df8414f.jpg

山を降りて最初のちょっとしたロードに出ると
たくさん地元スタッフさんたちが迎えてくれます。

1aa5df07.jpg

前回の記憶にあるロードのトンネルが出てきました。
本来なら…
コース変更される前の『皮算用』ならば、
ここまでのロードでかなり貯金している予定だったのですがねえ。

e9b2ca89.jpg

足場が良いこともありますが
ほんとにこの富士写ケ岳登山口パートだけは
(ダム付近)
雨が止んでて写真も多く、ジャケットを脱いで半袖で登山開始してました。

登りは滑り台でも滑らないです
(終盤は無理でしたが…)

fc7e075a.jpg

雨が止んでるだけで、足場悪くても精神的に楽しいです

48d786b5.jpg

山頂に近くなってきた感じ…が、出てきました

74f9def5.jpg

ようやく、山中温泉トレイルに戻ってきた感…でてきました!

bef2ff49.jpg

実際の山頂の手前までしか大会のコースではないのですが、

b27473ab.jpg

勝手に百名山を決めたオッチャンの記念物がありますね。

acffce49.jpg

どうですか?お客さん!

72badab2.jpg

大自然さいこーです。


さいこーなのも
ここまで。。
このあと再び大転倒を下りで繰り返します。
普通
山のイメージって巻いて巻いてつづら折りで登るもんですが
ここいらの山は直登ばかり。
したがって
下りのときは滑り台ばかりなんですよね。
右足太ももの大きな打撲傷はこの下山でおったものだ。

そして調子こいて
半袖で過ごしてたものだから右肘を転倒にて裂傷…

d2e6abcd.jpg

半泣きの思いで下山して
ダムのトイレで洗い流し、アームカバーを装着しました。

ここからのロードで前回も頑張ったのですが。。
ロードはロードなんだけど
山沿いの

6eb2aa32.jpg

一般車の来ない…管理道路のようなところを走ります。

写真にはないのですが
土砂がその管理道路全体を埋めてたりして
足首まで泥につっこむ…ロードでしたね。
まあー朝のスタートのときから
ずっと足首まで浸かる泥を行軍してきたわけですが・・・

d1fc7528.jpg

左からの車道と合流して
懐かしい第1関門が見えてきます

7e523c06.jpg

噂の
みゃあみゃあ…ではなく、
にゃあにゃあ饅頭ですね!
(前日、ソフトクリームに混じりませんでしたよ…)
家内のおかげで普通に間違えて「あ、みゃあみゃあ饅頭!」
って言っちゃいました。。

本来
台風がなければこのあとの大日山の登山口にもういちど給水エイドがある予定でしたが
土砂崩れのためこの第1関門から第2関門まで給水できません。
そんなわけで
ちょっと肩にめり込むくらいの重い水たちをしょいこんで
重い~足取りで出発します。

325d0f94.jpg

川沿い…
夏の歩いてた記憶が蘇ります。
しかし、今回はこのようなパートではジョグでいきます。

2e6832fe.jpg

↑ちょうどこの川のところで土砂で道塞いでましたね。
雨がだんだん強く降ってきました。
これから一番の難所…大日山へ向かうのに
最悪の展開です。さっきまでの止み間は
ほんと《ぬか喜び》…でしたね。

ぬるぬる
ズブズブ…足首まで泥に浸かる林道になってきて
パワーウォークに切り替えます。
雨具のジャケットを再び羽織り、この土砂降りと
寒さと足場の悪さから判断して
余分に詰め込んだペットボトル一本ぶんの水を歩きながら流し捨てます。

いま思えば
このあと第2関門手前のキャンプ場まで
ずっと走ることはなかった。
(怖くて…走れない)

6c182956.png

第1関門→約23キロ地点
第2関門→約45キロ地点
この間エイドはなく、パティオ氏は
この区間→6時間かかっていた