月一旅ランナーの☆走ダイアリー

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第6回白山白川郷ウルトラマラソンその2

週明け、二日目の今日ですが‥
昨日の生まれたての小鹿状態から
本日はグレート小鹿状態あたりとなっております。

大会ホームページで完走率やら平均気温・平均風速なども出ておりますが、あんなもんは現場とは別物
事件は現場で起きております‥体感の温度計がエイドにも設置してあり29度のものもあれば、土手で風速は9メートルのデジタル表示もみたし瞬間最大の突風はそれ以上であった。。
完走率は66%ほどだが、34%のランナーの皆さんのために申し上げると
天候コンディションはよくなかった。。
ま、しかし、晴れたり雨降ったり嵐なったり吹雪いたりするんがウルトラなんやけどな。(吹雪いたりせんやろ)
そんな長い1日を体験体感するのがウルトラの醍醐味。

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続きから


"己の限界を超えてこの上り坂を倒せ"
のメッセージがあったエイドから進み‥

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トヨタ?の白川郷自然学校あたりの応援をうけ
ようやくメインのホワイトロード有料道路にさしかかったようだ。
ようやく本格的な上り坂になる??

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これからの坂道に備えて、普段の自宅なら間違いなく飛騨牛乳をチョイスするところだが
エネルギーが必要なので砂糖たっぷりコーヒー牛乳とバームクーヘンをいただいた。
さて‥始まるのかな?のわりに、斜度がユルユル‥なのだが??

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隣の飛騨高山のコースを知っているだけに、いつキツい斜度に変わるのか警戒していた。しかし、すでに高度は900m。
もともとスタート時点で500mくらいはあったように思う。
たしか何度もテレビでみた最高地点は1400メートル台だから、六甲の片道程度の標高差と考えた。
10キロがほぼ70分。ウルトラの理想的なペースできています。

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上りに入って
だいたい7分40あたりを刻んでいる。次の10キロはキロ7を落としてしまうだろうけど次の下りで相殺されるので焦らない。
むう‥あの先まで上るのか。その先は?

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特に苦しくもなく、ただひたすらに
足裏の疲労てき痛みだけが苦痛で
心拍数あげることなくタンタンと進んでく。20度を下回ってる朝だろう。
すでに標高1200メートル
(なんかここも応援バスのような人数‥実際どんな応援コースなのか?謎)

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お姉さんオススメの
コーンスープをいただきます、ありがとうございます!

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バラけてきてたので、そろそろトイレのタイミングであったのだが
どうせなら‥ということでガマン?なんとなく走るのを止めたくなかった。
どうせなら‥もっと上で(笑)マーキングすべきかと。(なんの記念だ?)

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いやはや、それにしても
どーですかお客さん。最高の天気と
最高の景色ですなあ。ああきてよかった!
もうこの辺で確信してるが、この上り坂は最後までユルユルやぞ‥と。カーブの
コーナー、コーナー、で
スタッフさんたちやテレビカメラ?が先回りして応援してくれています。
ありがたいです、本来有料道路なので沿道に人はいないはずですから。

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景色はどんどんワイルドになってくけど
脚が止まらないユルユル坂道。
しかーし調子にのってるようで、腕時計みると170の心拍数。。ちょこっと歩行しても落ちない落ちない。
「空気うすい??」色々考えてみるが体感と心拍数はかけ離れていた。

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なんでもいいけど、いいコースやわ。
観光の有料道路やもんな、当然かな。
来た道を振り返っても絶景。
温度計は18度の表示。1300mあたりから心拍数が高すぎてるけど
もう下げることにあきらめて

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とりあえず、記念に高いところでマーキング休憩を。
(山の上のわりにはキレイなトイレでした)
三方岩は必ず雨だと坂本コーチがおっしゃってましたが、見事に悪運の強さで‥晴れ。

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記念の最高地点で自撮りして‥いよいよ石川県に入ります。
まだ20キロも進んでなくて、ハーフマラソン以下ですからね。そおいう脳内計算すると少ししんどかった。
靴のせいなのか?なんなのか?
とにかく足裏が痛く、アーチが崩れまくり。

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崩れた状態での下り坂は‥ほんとツラい。
ツラすぎ。
とにかくゆっくり負担かけないように練習どおりにソフトに降ります。
おからドーナツ、どら焼きを少しずつ。
今回はスタートまえに無茶食いしてないので全エイドで補給予定です。
でも、一切れずつ。今思えばちょうどよい具合にどのエイドも少しずつ補給食を切り分けてくれていた。
(何年もかかってエイドの工夫に気づいた‥)

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坂くだりながら、なーんとなく霞のむこうに白山があるのかねえ~と想像するがよく見えない。

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展望台にせっかくついたので
いちおう撮影。ま、見たことにしとこう。
これから下りていく道のり‥いいコースです‥

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さっき見えてたトンネルがこれかな。。

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ほんとにあきないワイルドな景観のなかをゆっくりゆっくりくだります。

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どこかで20キロをむかえてましたが
キロ7を超えたペースだったと思う。
10~20キロは上り坂と下り坂のミックスだった。ただし、下りはじめて何キロかして平均ペースがキロ7になっていた。

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マイカップに水を補給してもらって
飲み終わるまで歩くのがパターン。
ゴミ箱を過ぎても自分のペースで飲めるのが嬉しい。

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砂防ダムやら道路建設による副産物か?
名もなき滝たちが天然ミストとなって
しぶきを道路に運びます。涼しい!

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近くを走ってたランナーズのこぼれ話によると、このあたりに有名な滝があるらしいのだが‥こちらは勉強不足!
何も研究してきてないので、とりあえず対岸にみえた長い滝ぽいものを有名な滝
なんだと自分に言いきかせた。
っていうかな、
『この先にカメラマンがいます!』みたいな看板をトンネルでだすもんだから
右側にうねって駐車場方面のカメラマンに挨拶とポーズばかりしていた。

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見れなかった。気づかなかった有名な滝がこれだ。
ふくべの大滝。。
おそらく有料写真の自分の背後に
ふくべの大滝が入っていることだろう。生でみなきゃ意味ないし。。っていうか
勉強しとけってなはなしだ。

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しかし当日はそんな事に気づいてなくて
『ふくべの大滝エイド』の表示もみてソーメン食いながら
たぶんソーメンみたいに細い滝なんだと思い込んでいた。
そう、あのトンネルごしに見える細~い滝が有名な滝なんだと‥‥

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猪木(談)