月一旅ランナーの☆走ダイアリー

ヘルニア手術 坐骨神経痛 この世の終わり

2018OSJ氷ノ山山系トレイルレース後編

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にこやかに集落をあとにします。エイドで
トイレに一瞬並びましたが、待つのはもったいないのであきらめました。

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家内のラインがうるさいですが無視して進みます。捻挫なんてもちろん言えませんからね。
気温もだいぶ上がってきて、渓流沿いの音と風が心地よいです。日陰に入ればの話ですが。

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何度となくジグザグにロードを登っていったあと
ようやく最後のトレイルに突入!
最後という表現は個人的なものですが、ゲレンデの山々の道って‥トレイルですかぁ?まあ
ほんとに個人的な感想ですがね。。
↑そのゲレンデからの階段で捻挫した奴がほざいとるし(笑)

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獣道を切り開いたかんじにトレイルコース作られてましたねえ‥このあたりは
けっこう苦労しました。とにかく足が痛い!!
滑落しないように粘土質のトレイルをつま先中心で乗り越えました。得意の四つん這いで(笑)手袋を真っ黒にしてしがみついたかっこうですわ。

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光のさきに‥このトレイルの終わり。
ようやくようやく林道に抜け出ました。この時は今まで嫌いな林道だったけど嬉しかった。トレイルコースでこれ以上足首使うのは限界にきていた。
林道での下りがポイントだった。前半戦はとにかく林道のガレガレ石に足‥足首とられて痛すぎた。
突然のひらめき!というよりも
その方法しかなくて、この先は足首を曲げないことを意識づけしてカカト着地で走ることにした。

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50キロ地点、予備関門到達。
なんの予備知識もなくレースに出ていたが、雰囲気的にずっと林道が続いてくのが肌で分かった。「完走できそう‥」
ヤカンの水がメインのエイドだが、急激に暑くなっていたので助かった。
この日、各地の駅伝やマラソンも暑くて大変だったようだ。
エイドのスタッフさんが次の関門まで19キロ‥あと六時間くらい(制限まで)あるから大丈夫だよ!って安心させてくれました。
ということで、予備関門のあとの登りはパワーグミを食べながら歩きました。平地と下りになってからは走りましたよ。
頑張ったけど結局この日はキロ6半をこえることはなかった。でも、走れなかった最初のころよりもカカト着地のおかげで格段に力感が出てきた。キロ7を切れる。

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完走できるのはいいのだが、19キロも水筒の水がもたないよなぁと考えながら1kmおきにチビリチビリやっていたのだが‥最後の19キロ先と聞いていた関門のまえに60キロのエイドステーションがあらわれた。
助かった!やはりマップみとかなアカンねえ。
佐坊エイドステーション。これで干からびずに最後の関門までたどりつける。
佐坊?どこかで見たような‥景色!?

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この風景にビビビときた方は、
なかなかのオジロずき‥いや残酷好きですね!

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バリバリ、残酷マラソンのコースを走ります。
「また6月にお会いしましょう!」グキっ!
地元のおじいさんに挨拶してたらアスファルトの凹みにまたも右足首とられて
またもやグネる。。10歩ほど痛みに耐える。。なんとか復活。というか、五十歩百歩。すでに捻挫しまくってる。

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新屋の看板もご存知ならば、あなたは本当に残酷マラソン通ですよね。
その新屋の村人総出演による村芸人による“新屋一座”ののぼりが次々あらわれて‥
なにやら女装したおっちゃんが目に飛び込んできた!?
角野卓造が女装したような芸人さんだった(笑)

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撮影してたら、グレーのジャケットのおじさんに
「急いでないんやろ?見ていってよ!」
(なんで、そーなる。そー見える?
ゼッケンつけて走っとるがな)
入って入ってとうながされ(笑)少しだけ中へ…
「また残酷マラソンで来ますから~」といってうまい具合に舞台が暗転したタイミングで手刀きって失礼いたします。
やっぱり香美町は、かみランナーに優しい楽しい場所やね。またお会いしましょう!
(スキー場のまえのチェーンスペースらしきとこで村の綺麗なトイレによる)

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それにしても、オジロ越えってのは大変です。なかなか腕時計の高度は上がっているのだが‥最後の関門“とちのき村”があらわれない。
この季節、太陽が低くなってるのでずーっと日陰だったことは幸いであった。

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高度660…700、結局720くらいだったように思う。標高高すぎるわ!という尼崎市の施設。

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猪名川町にも似たようなんあるなあ。
最後の関門に間に合ったことでホッとして、けっこう休んでいきます。
オニオンスープを四杯もおかわりした。
(この区間、4時間22分)
4時を過ぎたのでヘッドランプの点灯確認してもらってからの出発です。
山越えの残り7キロほどだが、全然走れない。いよいよ電池ぎれかな。
やる気スイッチも足も限界。ずーっと歩きの記憶。

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見えたあの山‥2つも越えなきゃならない。

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おかえり。
とうとう朝テーピングをしたリフト前に戻ってきた。よく頑張った‥右足首をさすってやります。
さ、鉢伏山山頂目前、景色は朝焼けから夕焼けに変わってます。
あとは‥ダダーっとゲレンデ下ってゴールするだけ。カカト着地のおかげで楽にくだれる。遅いけどな。
(ラストfinishまでの区間、1時間50分)

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さみしーい、finishでしたが
パル彦さんたちが迎えてくれたおかげで
いい感じに思い出ができました
ありがとうございます!

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予定では12時間だといって家を出てきてて…17時すぎて連絡なかったら苦戦してるということになる。

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到着、17時50分。
苦戦したなあ~

でもやり直したいとは…正直思わないッス。

しかし、“エントリーは突然に”

チキチーン フィーイーイーイー~